干支の動物ことわざ・故事一覧表

「ネズミ・鼠」
窮鼠猫を噛むきゅうそねこをかむ
大山鳴動して鼠一匹たいざんめいどうしてねずみいっぴき
鳴く猫は鼠を捕らぬなくねこはねずみをとらぬ
「ウシ・牛」
商いは牛の涎あきないはうしのよだれ
牛に経文うしにきょうもん
牛に対して琴を弾ずうしにたいしてことをだんず
牛に引かれて善光寺参りうしにひかれてぜんこうじまいり
牛は牛連れ、馬は馬連れうしはうしづれ、うまはうまづれ
牛も千里、馬も千里うしもせんり、うまもせんり
牛を馬に乗り換えるうしをうまにのりかえる
馬に乗るまでは牛に乗れうまにのるまではうしにのれ
馬を牛と言ううまをうしという
馬を牛に乗り換えるうまをうしにのりかえる
馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つうまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ
馬を買わんと欲してまず牛を問ううまをかわんとほっしてまずうしをとう
汗牛充棟かんぎゅうじゅうとう
九牛の一毛きゅうぎゅうのいちもう
草木も眠る丑三つ時くさきもねむるうしみつどき
鶏口牛後けいこうぎゅうご
鶏口となるも牛後となるなかれけいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
角を矯めて牛を殺すつのをためてうしをころす
風する馬牛も相及ばずふうするばぎゅうもあいおよばず
風馬牛ふうばぎゅう
「トラ・虎」
苛政は虎よりも猛しかせいはとらよりもたけし
騎虎の勢いきこのいきおい
虎穴に入らずんば虎子を得ずこけつにいらずんばこじをえず
前門の虎、後門の狼ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ
虎に翼とらにつばさ
虎の威を借る狐とらのいをかるきつね
虎の尾を踏むとらのおをふむ
虎は死して皮を留め、人は死して名を残すとらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす
張り子の虎はりこのとら
羊質虎皮ようしつこひ
竜虎相搏つりゅうこあいうつ
「ウサギ・兎」
兎の登り坂うさぎののぼりざか
烏兎匆匆うとそうそう
株を守りて兎を待つかぶをまもりてうさぎをまつ
狡兎死して走狗烹らるこうとししてそうくにらる
二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっともえず
始めは処女の如く後は脱兎の如しはじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし
「竜・龍」
画竜点睛がりょうてんせい
画竜点睛を欠くがりょうてんせいをかく
登竜門とうりゅうもん
竜虎相搏つりゅうこあいうつ
竜頭蛇尾りゅうとうだび
「ヘビ・蛇」
鬼が住むか蛇が住むかおにがすむかじゃがすむか
鬼が出るか蛇が出るかおにがでるかじゃがでるか
草を打って蛇を驚かすくさをうってへびをおどろかす
蛇の口裂けくちなわのくちさけ
蛇が出そうで蚊も出ぬじゃがでそうでかもでぬ
蛇の道は蛇じゃのみちはへび
蛇は寸にして人を呑むじゃはすんにしてひとをのむ
常山の蛇勢じょうざんのだせい
鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たりせんはへびににたり、さんはしょくににたり
蛇足だそく
鎮守の沼にも蛇は棲むちんじゅのぬまにもへびはすむ
生殺しの蛇に噛まれるなまごろしのへびにかまれる
杯中の蛇影はいちゅうのだえい
灰吹きから蛇が出るはいふきからじゃがでる
蛇が蛙を呑んだようへびがかえるをのんだよう
蛇が蚊を呑んだようへびがかをのんだよう
蛇稽古へびげいこ
蛇に足無し魚に耳無しへびにあしなしうおにみみなし
蛇に噛まれて朽ち縄に怖じるへびにかまれてくちなわにおじる
蛇に睨まれた蛙へびににらまれたかえる
蛇に見込まれた蛙へびにみこまれたかえる
蛇の足より人の足見よへびのあしよりひとのあしみよ
蛇の生殺しへびのなまごろし
蛇の生殺しは人を噛むへびのなまごろしはひとをかむ
蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬへびはたけのつつにいれてもまっすぐにならぬ
蛇を画きて足を添うへびをえがきてあしをそう
封豕長蛇ほうしちょうだ
藪蛇やぶへび
藪をつついて蛇を出すやぶをつついてへびをだす
流星光底長蛇を逸すりゅうせいこうていちょうだをいっす
竜頭蛇尾りゅうとうだび
「ウマ・馬」
敢えて後れたるに非ず、馬進まざればなりあえておくれたるにあらず、うますすまざればなり
秋高く馬肥ゆあきたかくうまこゆ
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随うあしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう
荒馬の轡は前からあらうまのくつわはまえから
鞍上人なく、鞍下馬なしあんじょうひとなく、あんかうまなし
生き馬の目を抜くいきうまのめをぬく
一言既に出ずれば駟馬も追い難しいちごんすでにいずればしばもおいがたし
一馬の奔る、一毛の動かざるは無しいちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし
一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂ういっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう
意馬心猿いばしんえん
牛は牛連れ、馬は馬連れうしはうしづれ、うまはうまづれ
牛も千里、馬も千里うしもせんり、うまもせんり
牛を馬に乗り換えるうしをうまにのりかえる
内で掃除せぬ馬は外で毛を振るうちでそうじせぬうまはそとでけをふる
烏頭白くして馬角を生ずうとうしろくしてうまつのをしょうず
馬が合ううまがあう
馬に乗るとも口車に乗るなうまにのるともくちぐるまにのるな
馬に乗るまでは牛に乗れうまにのるまではうしにのれ
馬には乗ってみよ人には添うてみようまにはのってみよひとにはそうてみよ
馬の耳に風うまのみみにかぜ
馬の耳に念仏うまのみみにねんぶつ
馬は馬方うまはうまかた
馬も買わずに鞍を買ううまもかわずにくらをかう
馬痩せて毛長しうまやせてけながし
馬を牛と言ううまをうしという
馬を牛に乗り換えるうまをうしにのりかえる
馬を得て鞭を失ううまをえてむちをうしなう
馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つうまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ
馬を買わんと欲してまず牛を問ううまをかわんとほっしてまずうしをとう
越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶くえっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく
老いたる馬は道を忘れずおいたるうまはみちをわすれず
重き馬荷に上荷打つおもきうまににうわにうつ
駆け馬に鞭かけうまにむち
噛む馬はしまいまで噛むかむうまはしまいまでかむ
空馬に怪我なしからうまにけがなし
汗馬の労かんばのろう
狐を馬に乗せたようきつねをうまにのせたよう
驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶきはいちにちにしてせんりなるも、どばもじゅうがすればこれにおよぶ
驥尾に付すきびにふす
騏驎も老いては駑馬に劣るきりんもおいてはどばにおとる
癖ある馬に能ありくせあるうまにのうあり
癖ある馬に乗りありくせあるうまにのりあり
蹴る馬も乗り手次第けるうまものりてしだい
犬馬の心けんばのこころ
犬馬の養いけんばのやしない
犬馬の労けんばのろう
猿に絵馬さるにえま
鹿を指して馬と為すしかをさしてうまとなす
死に馬に鍼を刺すしにうまにはりをさす
死馬の骨を買うしばのほねをかう
秋高馬肥しゅうこうばひ
駿馬痴漢を乗せて走るしゅんめちかんをのせてはしる
将を射んと欲すれば先ず馬を射よしょうをいんとほっすればまずうまをいよ
尻馬に乗るしりうまにのる
千里の馬も蹴躓くせんりのうまもけつまずく
千里の馬も伯楽に逢わずせんりのうまもはくらくにあわず
竹馬の友ちくばのとも
天高馬肥てんこうばひ
天高く馬肥ゆる秋てんたかくうまこゆるあき
南船北馬なんせんほくば
人間万事塞翁が馬にんげんばんじさいおうがうま
馬脚を現すばきゃくをあらわす
馬耳東風ばじとうふう
走り馬にも鞭はしりうまにもむち
馬齢を重ねるばれいをかさねる
人を射んとせば先ず馬を射よひとをいんとせばまずいまをいよ
風する馬牛も相及ばずふうするばぎゅうもあいおよばず
風馬牛ふうばぎゅう
名馬に癖ありめいばにくせあり
痩せ馬に鞭やせうまにむち
痩せ馬の声嚇しやせうまのこえおどし
夕立は馬の背を分けるゆうだちはうまのせをわける
輿馬を仮る者は足を労せずして千里を致すよばをかるものはあしをろうせずしてせんりをいたす
弱馬道を急ぐよわうまみちをいそぐ
六馬和せざれば造父も以て遠きを致す能わずりくばわせざればぞうほももってとおきをいたすあたわず
竜馬の躓きりゅうめのつまずき
老馬の智ろうばのち
驢事未だ去らざるに馬事到来すろじいまださらざるにばじとうらいす
ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけではないろばがたびにでたところでうまになってかえってくるわけではない
「ヒツジ・羊」
岐路亡羊きろぼうよう
多岐亡羊たきぼうよう
屠所の羊としょのひつじ
亡羊の嘆ぼうようのたん
羊質虎皮ようしつこひ
羊頭狗肉ようとうくにく
羊頭を懸けて狗肉を売るようとうをかけてくにくをうる
「サル・猿」
犬と猿いぬとさる
意馬心猿いばしんえん
犬猿の仲けんえんのなか
猿に烏帽子さるにえぼし
猿に絵馬さるにえま
猿の尻笑いさるのしりわらい
猿も木から落ちるさるもきからおちる
沐猴にして冠すもっこうにしてかんす
「ニワトリ・鶏」
鶏群の一鶴けいぐんのいっかく
鶏口牛後けいこうぎゅうご
鶏口となるも牛後となるなかれけいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いんにわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん
「イヌ・犬・狗」
犬が西向きゃ尾は東いぬがにしむきゃおはひがし
犬と猿いぬとさる
犬に論語いぬにろんご
犬の遠吠えいぬのとおぼえ
犬も歩けば棒に当たるいぬもあるけばぼうにあたる
尾を振る犬は叩かれずおをふるいぬはたたかれず
飼い犬に手を噛まれるかいいぬにてをかまれる
犬猿の仲けんえんのなか
犬馬の心けんばのこころ
犬馬の養いけんばのやしない
犬馬の労けんばのろう
狡兎死して走狗烹らるこうとししてそうくにらる
喪家の狗そうかのいぬ
夫婦喧嘩は犬も食わないふうふげんかはいぬもくわない
煩悩の犬は追えども去らずぼんのうのいぬはおえどもさらず
負け犬の遠吠えまけいぬのとおぼえ
羊頭狗肉ようとうくにく
羊頭を懸けて狗肉を売るようとうをかけてくにくをうる
「イノシシ・猪」
封豕長蛇ほうしちょうだ
遼東の豕りょうとうのいのこ

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