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4月
4月
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「哺乳類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「イタチ・鼬」 | |
鼬の最後っ屁 | いたちのさいごっぺ |
鼬の道切り | いたちのみちきり |
「イヌ・犬・狗」 | |
犬が西向きゃ尾は東 | いぬがにしむきゃおはひがし |
犬と猿 | いぬとさる |
犬に論語 | いぬにろんご |
犬の遠吠え | いぬのとおぼえ |
犬も歩けば棒に当たる | いぬもあるけばぼうにあたる |
尾を振る犬は叩かれず | おをふるいぬはたたかれず |
飼い犬に手を噛まれる | かいいぬにてをかまれる |
犬猿の仲 | けんえんのなか |
犬馬の心 | けんばのこころ |
犬馬の養い | けんばのやしない |
犬馬の労 | けんばのろう |
狡兎死して走狗烹らる | こうとししてそうくにらる |
喪家の狗 | そうかのいぬ |
夫婦喧嘩は犬も食わない | ふうふげんかはいぬもくわない |
煩悩の犬は追えども去らず | ぼんのうのいぬはおえどもさらず |
負け犬の遠吠え | まけいぬのとおぼえ |
羊頭狗肉 | ようとうくにく |
羊頭を懸けて狗肉を売る | ようとうをかけてくにくをうる |
「イノシシ・猪」 | |
封豕長蛇 | ほうしちょうだ |
遼東の豕 | りょうとうのいのこ |
「ウサギ・兎」 | |
兎の登り坂 | うさぎののぼりざか |
烏兎匆匆 | うとそうそう |
株を守りて兎を待つ | かぶをまもりてうさぎをまつ |
狡兎死して走狗烹らる | こうとししてそうくにらる |
二兎を追う者は一兎をも得ず | にとをおうものはいっともえず |
始めは処女の如く後は脱兎の如し | はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし |
「ウシ・牛」 | |
商いは牛の涎 | あきないはうしのよだれ |
牛に経文 | うしにきょうもん |
牛に対して琴を弾ず | うしにたいしてことをだんず |
牛に引かれて善光寺参り | うしにひかれてぜんこうじまいり |
牛は牛連れ、馬は馬連れ | うしはうしづれ、うまはうまづれ |
牛も千里、馬も千里 | うしもせんり、うまもせんり |
牛を馬に乗り換える | うしをうまにのりかえる |
馬に乗るまでは牛に乗れ | うまにのるまではうしにのれ |
馬を牛と言う | うまをうしという |
馬を牛に乗り換える | うまをうしにのりかえる |
馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ | うまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ |
馬を買わんと欲してまず牛を問う | うまをかわんとほっしてまずうしをとう |
汗牛充棟 | かんぎゅうじゅうとう |
九牛の一毛 | きゅうぎゅうのいちもう |
草木も眠る丑三つ時 | くさきもねむるうしみつどき |
鶏口牛後 | けいこうぎゅうご |
鶏口となるも牛後となるなかれ | けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ |
角を矯めて牛を殺す | つのをためてうしをころす |
風する馬牛も相及ばず | ふうするばぎゅうもあいおよばず |
風馬牛 | ふうばぎゅう |
「ウマ・馬」 | |
敢えて後れたるに非ず、馬進まざればなり | あえておくれたるにあらず、うますすまざればなり |
秋高く馬肥ゆ | あきたかくうまこゆ |
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う | あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう |
荒馬の轡は前から | あらうまのくつわはまえから |
鞍上人なく、鞍下馬なし | あんじょうひとなく、あんかうまなし |
生き馬の目を抜く | いきうまのめをぬく |
一言既に出ずれば駟馬も追い難し | いちごんすでにいずればしばもおいがたし |
一馬の奔る、一毛の動かざるは無し | いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし |
一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う | いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう |
意馬心猿 | いばしんえん |
牛は牛連れ、馬は馬連れ | うしはうしづれ、うまはうまづれ |
牛も千里、馬も千里 | うしもせんり、うまもせんり |
牛を馬に乗り換える | うしをうまにのりかえる |
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る | うちでそうじせぬうまはそとでけをふる |
烏頭白くして馬角を生ず | うとうしろくしてうまつのをしょうず |
馬が合う | うまがあう |
馬に乗るとも口車に乗るな | うまにのるともくちぐるまにのるな |
馬に乗るまでは牛に乗れ | うまにのるまではうしにのれ |
馬には乗ってみよ人には添うてみよ | うまにはのってみよひとにはそうてみよ |
馬の耳に風 | うまのみみにかぜ |
馬の耳に念仏 | うまのみみにねんぶつ |
馬は馬方 | うまはうまかた |
馬も買わずに鞍を買う | うまもかわずにくらをかう |
馬痩せて毛長し | うまやせてけながし |
馬を牛と言う | うまをうしという |
馬を牛に乗り換える | うまをうしにのりかえる |
馬を得て鞭を失う | うまをえてむちをうしなう |
馬を崋山の陽に帰し、牛を桃林の野に放つ | うまをかざんのみなみにきし、うしをとうりんのやにはなつ |
馬を買わんと欲してまず牛を問う | うまをかわんとほっしてまずうしをとう |
越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く | えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく |
老いたる馬は道を忘れず | おいたるうまはみちをわすれず |
重き馬荷に上荷打つ | おもきうまににうわにうつ |
駆け馬に鞭 | かけうまにむち |
噛む馬はしまいまで噛む | かむうまはしまいまでかむ |
空馬に怪我なし | からうまにけがなし |
汗馬の労 | かんばのろう |
狐を馬に乗せたよう | きつねをうまにのせたよう |
驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ | きはいちにちにしてせんりなるも、どばもじゅうがすればこれにおよぶ |
驥尾に付す | きびにふす |
騏驎も老いては駑馬に劣る | きりんもおいてはどばにおとる |
癖ある馬に能あり | くせあるうまにのうあり |
癖ある馬に乗りあり | くせあるうまにのりあり |
蹴る馬も乗り手次第 | けるうまものりてしだい |
犬馬の心 | けんばのこころ |
犬馬の養い | けんばのやしない |
犬馬の労 | けんばのろう |
猿に絵馬 | さるにえま |
鹿を指して馬と為す | しかをさしてうまとなす |
死に馬に鍼を刺す | しにうまにはりをさす |
死馬の骨を買う | しばのほねをかう |
秋高馬肥 | しゅうこうばひ |
駿馬痴漢を乗せて走る | しゅんめちかんをのせてはしる |
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ | しょうをいんとほっすればまずうまをいよ |
尻馬に乗る | しりうまにのる |
千里の馬も蹴躓く | せんりのうまもけつまずく |
千里の馬も伯楽に逢わず | せんりのうまもはくらくにあわず |
竹馬の友 | ちくばのとも |
天高馬肥 | てんこうばひ |
天高く馬肥ゆる秋 | てんたかくうまこゆるあき |
南船北馬 | なんせんほくば |
人間万事塞翁が馬 | にんげんばんじさいおうがうま |
馬脚を現す | ばきゃくをあらわす |
馬耳東風 | ばじとうふう |
走り馬にも鞭 | はしりうまにもむち |
馬齢を重ねる | ばれいをかさねる |
人を射んとせば先ず馬を射よ | ひとをいんとせばまずいまをいよ |
風する馬牛も相及ばず | ふうするばぎゅうもあいおよばず |
風馬牛 | ふうばぎゅう |
名馬に癖あり | めいばにくせあり |
痩せ馬に鞭 | やせうまにむち |
痩せ馬の声嚇し | やせうまのこえおどし |
夕立は馬の背を分ける | ゆうだちはうまのせをわける |
輿馬を仮る者は足を労せずして千里を致す | よばをかるものはあしをろうせずしてせんりをいたす |
弱馬道を急ぐ | よわうまみちをいそぐ |
六馬和せざれば造父も以て遠きを致す能わず | りくばわせざればぞうほももってとおきをいたすあたわず |
竜馬の躓き | りゅうめのつまずき |
老馬の智 | ろうばのち |
驢事未だ去らざるに馬事到来す | ろじいまださらざるにばじとうらいす |
ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけではない | ろばがたびにでたところでうまになってかえってくるわけではない |
「オオカミ・狼」 | |
前門の虎、後門の狼 | ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ |
落花狼藉 | らっかろうぜき |
狼藉 | ろうぜき |
「キツネ・狐」 | |
狐の嫁入り | きつねのよめいり |
狐を馬に乗せたよう | きつねをうまにのせたよう |
虎の威を借る狐 | とらのいをかるきつね |
「キリン・麒麟・騏驎」 | |
騏驎も老いては駑馬に劣る | きりんもおいてはどばにおとる |
「クマ・熊」 | |
欲の熊鷹股裂くる | よくのくまたかまたさくる |
「コウモリ・蝙蝠」 | |
鳥なき里の蝙蝠 | とりなきさとのこうもり |
「駒」 | |
瓢箪から駒が出る | ひょうたんからこまがでる |
「サル・猿」 | |
犬と猿 | いぬとさる |
意馬心猿 | いばしんえん |
犬猿の仲 | けんえんのなか |
猿に烏帽子 | さるにえぼし |
猿に絵馬 | さるにえま |
猿の尻笑い | さるのしりわらい |
猿も木から落ちる | さるもきからおちる |
沐猴にして冠す | もっこうにしてかんす |
「シカ・鹿」 | |
秋の鹿は笛に寄る | あきのしかはふえによる |
鹿を追う者は山を見ず | しかをおうものはやまをみず |
鹿を指して馬と為す | しかをさしてうまとなす |
「タヌキ・狸」 | |
狸寝入り | たぬきねいり |
捕らぬ狸の皮算用 | とらぬたぬきのかわざんよう |
「トラ・虎」 | |
苛政は虎よりも猛し | かせいはとらよりもたけし |
騎虎の勢い | きこのいきおい |
虎穴に入らずんば虎子を得ず | こけつにいらずんばこじをえず |
前門の虎、後門の狼 | ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ |
虎に翼 | とらにつばさ |
虎の威を借る狐 | とらのいをかるきつね |
虎の尾を踏む | とらのおをふむ |
虎は死して皮を留め、人は死して名を残す | とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす |
張り子の虎 | はりこのとら |
羊質虎皮 | ようしつこひ |
竜虎相搏つ | りゅうこあいうつ |
「ネコ・猫」 | |
窮鼠猫を噛む | きゅうそねこをかむ |
鳴く猫は鼠を捕らぬ | なくねこはねずみをとらぬ |
猫に鰹節 | ねこにかつおぶし |
猫に小判 | ねこにこばん |
猫にまたたび | ねこにまたたび |
猫の首に鈴をつける | ねこのくびにすずをつける |
猫の手も借りたい | ねこのてもかりたい |
猫の額 | ねこのひたい |
猫の目 | ねこのめ |
猫も杓子も | ねこもしゃくしも |
豚に念仏猫に経 | ぶたにねんぶつねこにきょう |
「ネズミ・鼠」 | |
窮鼠猫を噛む | きゅうそねこをかむ |
大山鳴動して鼠一匹 | たいざんめいどうしてねずみいっぴき |
鳴く猫は鼠を捕らぬ | なくねこはねずみをとらぬ |
「ヒツジ・羊」 | |
岐路亡羊 | きろぼうよう |
多岐亡羊 | たきぼうよう |
屠所の羊 | としょのひつじ |
亡羊の嘆 | ぼうようのたん |
羊質虎皮 | ようしつこひ |
羊頭狗肉 | ようとうくにく |
羊頭を懸けて狗肉を売る | ようとうをかけてくにくをうる |
「ヒョウ・豹」 | |
君子は豹変す | くんしはひょうへんす |
「ブタ・豚」 | |
豚に真珠 | ぶたにしんじゅ |
豚に念仏猫に経 | ぶたにねんぶつねこにきょう |
封豕長蛇 | ほうしちょうだ |
遼東の豕 | りょうとうのいのこ |
「ムジナ・狢・貉」 | |
同じ穴の狢 | おなじあなのむじな |
「獅子」 | |
獅子身中の虫 | しししんちゅうのむし |
獅子の子落とし | ししのこおとし |
「ロバ・驢馬」 | |
驢事未だ去らざるに馬事到来す | ろじいまださらざるにばじとうらいす |
ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけではない | ろばがたびにでたところでうまになってかえってくるわけではない |
「鳥類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「トリ・鳥」 | |
足下から鳥が立つ | あしもとからとりがたつ |
一石二鳥 | いっせきにちょう |
越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く | えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく |
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず | きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず |
立つ鳥跡を濁さず | たつとりあとをにごさず |
飛ぶ鳥跡を濁さず | とぶとりあとをにごさず |
飛ぶ鳥を落とす勢い | とぶとりをおとすいきおい |
鳥なき里の蝙蝠 | とりなきさとのこうもり |
鳥も鳴かずば撃たれまい | とりもなかずばうたれまい ⇒ 雉も鳴かずば撃たれまい |
「ウ・鵜」 | |
鵜の真似をする烏 | うのまねをするからす |
鵜の目鷹の目 | うのめたかのめ |
「ウグイス・鶯」 | |
梅に鶯 | うめにうぐいす |
「ウズラ・鶉」 | |
蕪は鶉となり、山の芋鰻になる | かぶはうずらとなり、やまのいもうなぎになる ⇒ 山の芋鰻になる |
「オオトリ・鴻」 | |
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや | えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや |
「オシドリ・鴛鴦」 | |
鴛鴦の契り | えんおうのちぎり |
「カモ・鴨」 | |
鴨が葱を背負ってくる | かもがねぎをしょってくる |
「カラス・烏」 | |
烏合の衆 | うごうのしゅう |
烏頭白くして馬角を生ず | うとうしろくしてうまつのをしょうず |
烏兎匆匆 | うとそうそう |
鵜の真似をする烏 | うのまねをするからす |
烏の行水 | からすのぎょうずい |
鷺を烏と言いくるめる | さぎをからすといいくるめる |
「カリ・雁」 | |
後の雁が先になる | あとのかりがさきになる |
「閑古鳥」 | |
閑古鳥が鳴く | かんこどりがなく |
「キジ・雉・雉子」 | |
雉も鳴かずば撃たれまい | きじもなかずばうたれまい |
焼け野の雉子、夜の鶴 | やけののきぎす、よるのつる |
「クグイ・鵠」 | |
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや | えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや |
「サギ・鷺」 | |
鷺を烏と言いくるめる | さぎをからすといいくるめる |
「スズメ・雀」 | |
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや | えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや |
雀百まで踊り忘れず | すずめひゃくまでおどりわすれず |
竹に雀 | たけにすずめ |
門前雀羅を張る | もんぜんじゃくらをはる |
「タカ・鷹」 | |
一富士二鷹三茄子 | いちふじにたかさんなすび |
鵜の目鷹の目 | うのめたかのめ |
鷹は飢えても穂を摘まず | たかはうえてもほをつまず |
鳶が鷹を生む | とびがたかをうむ |
能ある鷹は爪を隠す | のうあるたかはつめをかくす |
欲の熊鷹股裂くる | よくのくまたかまたさくる |
「チドリ・千鳥」 | |
波に千鳥 | なみにちどり |
「ツバメ・燕」 | |
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや | えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや |
「ツル・鶴」 | |
鶏群の一鶴 | けいぐんのいっかく |
鶴の一声 | つるのひとこえ |
鶴は千年、亀は万年 | つるはせんねん、かめはまんねん |
掃き溜めに鶴 | はきだめにつる |
焼け野の雉子、夜の鶴 | やけののきぎす、よるのつる |
「トビ・鳶」 | |
鳶が鷹を生む | とびがたかをうむ |
鳶に油揚げをさらわれる | とびにあぶらあげをさらわれる |
「ニワトリ・鶏」 | |
鶏群の一鶴 | けいぐんのいっかく |
鶏口牛後 | けいこうぎゅうご |
鶏口となるも牛後となるなかれ | けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ |
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん | にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん |
「ハト・鳩」 | |
鳩が豆鉄砲を食ったよう | はとがまめでっぽうをくったよう |
「ホトトギス・時鳥」 | |
あの声で蜥蜴食らうか時鳥 | あのこえでとかげくらうかほととぎす |
「メジロ・目白」 | |
目白押し | めじろおし |
「魚類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「魚」 | |
魚心あれば水心 | うおごころあればみずごころ |
魚と水 | うおとみず |
魚の水を得たるが如し | うおのみずをえたるがごとし |
木に縁りて魚を求む | きによりてうおをもとむ |
魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ | さかなはとのさまにやかせよ、もちはこじきにやかせよ |
雑魚の魚交じり | ざこのととまじり |
水魚の交わり | すいぎょのまじわり |
俎上の魚 | そじょうのうお |
逃がした魚は大きい | にがしたさかなはおおきい |
蛇に足無し魚に耳無し | へびにあしなしうおにみみなし |
水清ければ魚棲まず | みずきよければうおすまず |
水心あれば魚心 | みずごころあればうおごころ |
目高も魚のうち | めだかもととのうち |
魯魚の誤り | ろぎょのあやまり |
「ウナギ・鰻」 | |
山の芋鰻になる | やまのいもうなぎになる |
「コイ・鯉」 | |
及ばぬ鯉の滝登り | およばぬこいのたきのぼり |
鯉の滝登り | こいのたきのぼり |
まな板の鯉 | まないたのこい |
「雑魚」 | |
雑魚の魚交じり | ざこのととまじり |
「サバ・鯖」 | |
鯖を読む | さばをよむ |
「タイ・鯛」 | |
海老で鯛を釣る | えびでたいをつる |
腐っても鯛 | くさってもたい |
「ドジョウ・泥鰌」 | |
いつも柳の下に泥鰌は居らぬ | いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ |
柳の下にいつも泥鰌はいない | やなぎのしたにいつもどじょうはいない |
柳の下の泥鰌 | やなぎのしたのどじょう |
「トド・鯔」 | |
とどのつまり | |
「ハモ・鱧」 | |
鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり | せんはへびににたり、さんはしょくににたり |
「フグ・河豚」 | |
河豚は食いたし命は惜しし | ふぐはくいたしいのちはおしし |
「フナ・鮒」 | |
轍鮒の急 | てっぷのきゅう |
「メダカ・目高」 | |
目高も魚のうち | めだかもととのうち |
「貝類・甲殻類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「アワビ・鮑」 | |
磯の鮑の片思い | いそのあわびのかたおもい |
「エビ・海老」 | |
海老で鯛を釣る | えびでたいをつる |
「蝸牛」 | |
蝸牛角上の争い | かぎゅうかくじょうのあらそい |
「カニ・蟹」 | |
蟹は甲羅に似せて穴を掘る | かにはこうらににせてあなをほる |
「ナメクジ・蛞蝓」 | |
蛞蝓に塩 | なめくじにしお |
「ハマグリ・蛤」 | |
その手は桑名の焼き蛤 | そのてはくわなのやきはまぐり |
畑に蛤 | はたけにはまぐり |
「両生類・爬虫類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「カエル・蛙」 | |
蛙鳴蝉噪 | あめいせんそう |
井の中の蛙大海を知らず | いのなかのかわずたいかいをしらず |
蛙の子は蛙 | かえるのこはかえる |
蛙の面に水 | かえるのつらにみず |
蛇が蛙を呑んだよう | へびがかえるをのんだよう |
蛇に睨まれた蛙 | へびににらまれたかえる |
蛇に見込まれた蛙 | へびにみこまれたかえる |
「カメ・亀」 | |
亀の甲より年の功 | かめのこうよりとしのこう |
鶴は千年、亀は万年 | つるはせんねん、かめはまんねん |
盲亀の浮木 | もうきのふぼく |
「スッポン・鼈」 | |
月とすっぽん | つきとすっぽん |
「トカゲ・蜥蜴」 | |
あの声で蜥蜴食らうか時鳥 | あのこえでとかげくらうかほととぎす |
「ヘビ・蛇」 | |
鬼が住むか蛇が住むか | おにがすむかじゃがすむか |
鬼が出るか蛇が出るか | おにがでるかじゃがでるか |
草を打って蛇を驚かす | くさをうってへびをおどろかす |
蛇の口裂け | くちなわのくちさけ |
蛇が出そうで蚊も出ぬ | じゃがでそうでかもでぬ |
蛇の道は蛇 | じゃのみちはへび |
蛇は寸にして人を呑む | じゃはすんにしてひとをのむ |
常山の蛇勢 | じょうざんのだせい |
鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり | せんはへびににたり、さんはしょくににたり |
蛇足 | だそく |
鎮守の沼にも蛇は棲む | ちんじゅのぬまにもへびはすむ |
生殺しの蛇に噛まれる | なまごろしのへびにかまれる |
杯中の蛇影 | はいちゅうのだえい |
灰吹きから蛇が出る | はいふきからじゃがでる |
蛇が蛙を呑んだよう | へびがかえるをのんだよう |
蛇が蚊を呑んだよう | へびがかをのんだよう |
蛇稽古 | へびげいこ |
蛇に足無し魚に耳無し | へびにあしなしうおにみみなし |
蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる | へびにかまれてくちなわにおじる |
蛇に睨まれた蛙 | へびににらまれたかえる |
蛇に見込まれた蛙 | へびにみこまれたかえる |
蛇の足より人の足見よ | へびのあしよりひとのあしみよ |
蛇の生殺し | へびのなまごろし |
蛇の生殺しは人を噛む | へびのなまごろしはひとをかむ |
蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ | へびはたけのつつにいれてもまっすぐにならぬ |
蛇を画きて足を添う | へびをえがきてあしをそう |
封豕長蛇 | ほうしちょうだ |
藪蛇 | やぶへび |
藪をつついて蛇を出す | やぶをつついてへびをだす |
流星光底長蛇を逸す | りゅうせいこうていちょうだをいっす |
竜頭蛇尾 | りゅうとうだび |
「昆虫類」のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧 | |
「虫」 | |
一寸の虫にも五分の魂 | いっすんのむしもごぶのたましい |
獅子身中の虫 | しししんちゅうのむし |
小の虫を殺して大の虫を助ける | しょうのむしをころしてだいのむしをたすける |
蓼食う虫も好き好き | たでくうむしもすきずき |
飛んで火に入る夏の虫 | とんでひにいるなつのむし |
苦虫を噛み潰したよう | にがむしをかみつぶしたよう |
「アブ・虻」 | |
虻蜂取らず | あぶはちとらず |
「イモムシ・芋虫」 | |
鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり | せんはへびににたり、さんはしょくににたり |
「ウジ・蛆」 | |
男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く | おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく |
「蚊」 | |
蛇が出そうで蚊も出ぬ | じゃがでそうでかもでぬ |
蛇が蚊を呑んだよう | へびがかをのんだよう |
「カイコ・蚕」 | |
鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり | せんはへびににたり、さんはしょくににたり |
「蟷螂・螳螂」 | |
蟷螂の斧 | とうろうのおの |
「セミ・蝉」 | |
蛙鳴蝉噪 | あめいせんそう |
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす | なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす |
「チョウ・蝶」 | |
胡蝶の夢 | こちょうのゆめ |
蝶よ花よ | ちょうよはなよ |
「ハエ・蠅」 | |
頭の上の蠅を追え | あたまのうえのはえをおえ |
「ハチ・蜂」 | |
虻蜂取らず | あぶはちとらず |
泣きっ面に蜂 | なきっつらにはち |
「ホタル・蛍」 | |
蛍雪 | けいせつ |
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす | なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす |
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